Jan 13, 2007

Mosaicの歴史

 Mosaicは、イリノイ大学の学生のマークを中心とするグループ がつくった。
 ところが、バージョンを上げていく過程で、大学の考えマークの考え が異なったため、マークはNetscapeという会社を別につくり、そこで新しいブラウザの開発を行うようになったらしい。

 Netscape(以下はアプリ名としてNetscapeという語を用いる)は、Mosaicよりも高速で画像が表示できたうえ、テキストでの多彩な表現が可能だったために、人気のソフトとなり、会社は大成功した。
 モジラ、という言葉を聞いたことはないか?
 怪獣映画のゴジラに似ているなと思ったら、それはそう外れてではない。大学にムカついていたマークはモザイクを自分達のブラウザがやっつけるように、という意味で、ザイクとゴジラの二つの言葉を合成してモジラと、Netscapeのことを呼ばせた。

 ここらへんはややこしく、当時マークは、N-e-t-s-c-a-p-eと書いてMozillaと読む、と言っていたように思う。

 その名の通り、Netscapeは、ブラウザシェアをモザイクから奪っていった。

 ちなみにこのモジラという言葉は現在では直接にNetscapeを意味せず、:netscapeの公開ソースを使ったプロジェクト

及び、そのプロジェクトの産出したブラウザを意味する。

 2007年注記:現在ではこのブラウザは、firefoxと呼ばれることが多い。firebirdという愛称を経て、2004年頃(←多分このころ)firefoxに名称変更された。firebirdという名称の権利に問題があったためと記憶している。

 一方、ブラウザといえばInternetExplorerはどうだ?
 こちらも実はMosaicがベースになっている。マークは飛び出していったが、Mosaicの権利は、イリノイ大学が保有する。いくつかの企業はMosaicのライセンスを買ってブラウザを発売していた。
 現在では販売していないがNECもモザイクを日本語化して販売していた。
 そのモザイクをルーツに開発されたブラウザーのうち
microsoftが制作したものがInternetExplorerと呼ばれる。

 NetscapeとInternetExplorerは競争するようにバージョンアップを重ねていった。
 最初はゴミとして始まったInternetExplorerだが、バージョンアップを重ねるごとに、Netscapeと対抗できるようになった。

 当初、IEはインストールするとパソコンの性能が極端にボロクソになるため、誰も見向きもしなかったが、最初からOSに組み込んで、ボロクソのOSにしてから販売するという画期的なアイディアにより、IEはシェアを急速に伸ばしていった。

 よく、インターネット史上最初のブラウザ戦争の勝因を、IEのほうがNetscapeより正確に表示できたため、と書いている記事もあるが、それは否定できないまでも、事実の一面でしかない。

 この二大ブラウザ戦争の波間に、かつてのMosaicの栄光は淘汰されていった。