
Jan 13, 2007
黒キャベツ病は大変恐ろしい病気であるような印象をうける。
しかし、注目すべき箇所がまず一つある。
(引用者による前略)
このホームページは、公開できない10パーセントの真実と、それをカモフラージュするための90パーセントの誇張、歪曲などで出来上がっています。(強調は引用者による)
(引用者による中略)
確かに「公開できない10パーセントの真実と、それをカモフラージュするための90パーセントの誇張、歪曲
」と書いてある。
90%がウソ か、と一安心…するのは早い。
だろ?何が10%で、何が90%側か、知るまでは安心はできない。
この黒キャベツ病こそが、真実の10%そのものかもしれない。黒キャベツ病という病気が、このテキストで描かれるような恐怖の病気として存在するのかどうか。そこが90%のほう、つまりウソであればとりあえず気は済むだろう。
上記のテキストから読み取れる「黒キャベツ病」について以下の特徴はこうだ。
- 恐るべき感染力
- 「
半年以内に、この寮のすべての女の子に伝染します。
」というからには空気感染か、寮なので共同風呂の使用などで水を通しての感染かが考えられる。
しかし、「湯上がりの美味しそうな匂いがして、白い裸体が現れます。
」とある。感染者が風呂に入ってる記述があるから、風呂などを媒体として感染するわけではなさそう。となると空気感染か。
- 治療法がない
- 「
インフルエンザでさえ、最新の医学は治せないのですから
」
インフルエンザを引き合いに出されても…。
インフルエンザで死ぬのは主にお年よりか子どもです。
学校の寮だし、オリバー君による性教育の授業があることからから小学校ではないことが明確。つまり黒キャベツ病は若者、青年といえる年齢の人間が命を落すほどの力をもつ病気だということです。
- ヤな感じの予防法
- 「
仲間に自分の肉を食べさせていたのだそうです
」
人食いかよ。人食い。
このサイトは他にも人食ネタが多く載せられてるんだが、なんだかサルの例を挙げることにより説得力が出ている。
- 症状
- 記述から、自覚症状はなさそう。
気づいた時は感染している…ってワケだ。まさに恐怖。
- 進行の速さ
- 「
この斑点は一月以内に畑中さんの性器全体、乳房全体に広がります
」というのは、イチガツと読むか、ヒトツキと読むのかわからないが、発症からの進行は速そうだ。
寝て起きるたびに、じりじりと広まってるのか、体内で浸蝕し、ある日一気に皮膚に浮かんでくるのか。
テキストから読み取れたこの黒キャベツ病の恐ろしい症状は以上だが、このテキストを読んで一番不気味なのは、そんな恐怖の病気を聞いたことがないってことじゃないか?
「このサイト、ネタ?ネタなの?」と聞いて回りたくなる。
速攻調べたいのに頼みの綱の検索エンジンが斯様なありさま。
これほどの恐怖の病気に対してあまりにも!あまりにもヒットが少ない…。
これだけの恐怖の病気なら、もっとヒットがあってよい。ということはネタ…なのだろうか。
が、待て。読み直せ。
文中に「(この病名は現地語の意訳で、ダロア腫瘍というのが、一番一般的な呼び方だそうです)
」との記述が。
ここが大切だった。
「ダロア腫瘍」や「ダロアおでき」で検索すると今度はマシな結果が出せるはず。なにせ「一番一般的な呼び方」だからな…。
ではポチポチ(キーボードを叩く音)…っと
今度はgooで。
[ ダロア腫瘍 ] の検索結果 (0サイト 0ページ)
該当する検索結果が見当たりません。
キーワードを変更するなどして再度検索してみてください。
こんな結果だった。
本当にこの病気は実在するのだろうか?
あるいはネットに広まっている都市伝説の類なのか? …その路線も強まってくる。なにしろ「一番一般的な呼び方」でこのザマだ。
ネタだよ、ネタ‥。そう安堵しかけたときとんでもない情報が届けられた!
この病気は実在する!
「女性自身」1997年10月号にて「ダロアおでき」の名前で取り扱われていた!
女性自身のサイトからは該当記事を読むことはできないが、記事を書いた人が運営してるらしい、日本財団というサイトでその記事をみることができる。(参照する)
しかしここまで調べて行き止まり感が強まったので、医療系の有名な掲示板で質問してみることにした。親切な方から重要なことを教えていただけた。
この「ダロア腫瘍」というのは実は「ブルーリィアルサー」というのが正しい病名なのだそうだ。
おかげで今度はブルーリィアルサー(Biruli ulcer)という病名を元にWHOのページから調べられた。
http://www.who.int/gtb-buruli/
教えてくれた人、どうもありがとう。
いよいよ、真相に迫る!







